JMT 2019 —— シエラネバダ聖域への巡礼   準備編                     

JMT 2019
mde

2019年に歩いたジョン・ミューア・トレイル(JMT)の記録を、ようやく文章として残しておくことにする。あの21日間の旅は、人生でも特に強烈な体験で、下山後はしばらく “post-trail depression” と呼ばれる、いわゆるハイクロス状態になった。

本来これは PCT のスルーハイカーがなるものと言われているが、JMTを歩いただけの自分ですら落ち込んだのだから、彼らが旅の終わった後に抜け殻のようになるのは全く不思議ではないと思う。

2019年は、春ごろに勤めていた会社を辞め、その後の秋――9月後半から10月にかけてJMTを縦走した。あれから5年以上経つが、あの旅を超えるスケールの縦走は、今でもまだ経験していない。

当時、最長で6日程度のバックパッキングは経験していたものの、21日間に及ぶ縦走となると全く未知の領域だった。だからこそ、JMTをコンプリートした先人たちの記録を読み漁り、自分なりの計画を立てていった。

1. JMTを歩くことを決めた理由

なぜロングトレイルだったのか

私がバックパッキングを始めたのは2003年だった。きっかけは、その2年ほど前に友人がLA近郊の簡単な温泉トレッキングへ連れていってくれたことに遡る。その時、彼がJMTをセクションハイクした経験を楽しそうに語ってくれた。その記憶が、ずっと心の片隅に残り続けていた。

その後、テネシー州へ転勤になり、しばらく滞在することになった。当時の自分はまだバックパッキング初心者で殆ど経験がなかった。それなのに、ある日突然、理由もなく「バックパッキングを本格的に始めたい」という衝動が湧き上がってきたのは不思議だった。

幸い、周囲にはアパラチア山脈系の自然が広がり、グレート・スモーキー・マウンテン国立公園などの名所がすぐ近くにあった。そこで、思い切って“バックパッキング・デビュー”をすることにした。
30歳を少し過ぎた頃のことだ。当時はまだYoutubeも出たかまだかで知らなかった頃で、REIのサイトにあった「バックパッキング入門」のページを読み漁り、完全に独学で手探りのスタートだった。それでも、実際に歩き始めてみるとすぐにその魅力に取り憑かれ、定期的に休暇を取って山へ行くようになった。もっとも、当初は長くても2泊3日ほどの小さな旅だったが。

雑誌 Backpacker を定期購読するようになり、そこで紹介されるシエラネバダやロッキー山脈の縦走記事に強い憧れを抱いた。バックパッキングの世界を深く知るほど、ジョン・ミューア・トレイル(JMT)やパシフィック・クレスト・トレイル(PCT)など、ロングトレイルの存在を避けて通ることはできなかった。

ロングトレイルという長距離の旅が持つ“哲学的な魅力”。
それは自分の心の奥で、じわじわと大きくなっていった。

とはいえ、半年近くかかるPCTやAT(アパラチアン・トレイル)は、会社勤めの自分には想像もつかなかった。現実的にはどう考えても休暇は取れないと思った。

ならばせめて、3週間前後で歩けるJMTなら――。
そうやって、JMTは少しずつ“夢の範囲”から“手を伸ばせる範囲”へ変わり始めていった。

なぜJMTを選んだのか

2009年ごろ、再びLAに戻って住み始めると、憧れ続けていたシエラネバダは一気に“身近な存在”になった。その頃から、JMTを歩いてみたいという思いはますます強まっていった。しかし、当時の自分のレベルでは到底無理だと感じていたし、JMTを歩くためには長期の休暇が必要で、「仕事を辞めない限り、実現は難しいだろう」と考えていた。そのため、なかなか決断できないまま、数年が過ぎていった。

それでも、アメリカにいるうちに「絶対に行かなければならない」という漠然とした感覚だけは、ずっと消えなかった。JMT経験者たちのYouTube動画を観れば観るほど、憧れはさらに膨らんでいった。それまで最長でも6日間程度のバックパッキングしかしたことがなかったが、なぜか自分の中で、
「JMTをやり遂げることが、自分にとっての通過儀礼になる」
などと強く妄想していた。

毎年のようにバックパッキングには行っていたものの、仕事が忙しく、行けてもせいぜい1年に2回ほどだった。どこかでずっと“なんちゃってバックパッカー”で、初心者感を抜け出せていないような感覚があった。

だからこそ、JMTをコンプリートできたら、一皮も二皮もむけ、ようやく「本当のバックパッカー」になれるのではないか。

そんな思い込みに近い期待が、当時の自分の中には確かにあった。

歩く前の自分の心境

2019年は、なぜか強く、「JMTを歩くなら今年しかない」という直感のようなものが芽生えていたので、3月になるとすぐにPermitを得ることにした。

不思議なことに、そう決心して間もなく、5月に会社を辞めるきっかけが“偶然”訪れた。
まるでどこかに導かれているような感覚があった。長年、仕事中心で生きてきた人生に疑問を感じていたこともあり、「一度、自分をリセットしたい」という思いは強かった。体力的には30代の頃よりむしろ自信があり、「行くなら今しかない」という確信めいた気持ちもあった。

気がつけば、自分は46歳になっていた。
もう“いつか”と言って先延ばしにできる歳ではない、
そんな焦りと静かな決意が入り混じっていた。


2. 許可証(Permit)取得のプロセス

どの登山口から申し込んだか

3月になって、JMTのパーミットを取るために専用サイトへアクセスしはじめた。
しかし希望していた9月前半は、すでにすべて埋まっていた。
結局、自分が取れたのは 9月21日出発のパーミット だった。

Happy Isles からのスタートにこだわらなければ、もう少し早い日付が取れたのかもしれない。

この年、1月から3月にかけてSierra Club が運営する Wilderness Travel Course(WTC)という
アウトドアスクールに参加していたのだが、そこで出会った講師の1人がJMT経験者だった。
その人から聞いた色々な話が、計画づくりの大きな参考になった。

彼いわく、「パーミットはキャンセルも多いから、Walk-inなら意外と取れる」
とのことだった。

それを信じて、数日早めに現地入りし、Walk-inで手に入るか賭けてみることにしたのだった。

もし次にJMTを歩く機会があるなら、
今度は Tuolumne Meadows からのスタートでも良いかもしれない――
最近はそんなふうに思うようになった。

出発日が決まってからの心境

パーミットが取れたことで、JMTへ行くという計画が一気に“現実”として立ち上がってきた。
そこからは、トレーニングをどう積むか、どのギアを選ぶか、補給をどう組み立てるか――
あらゆることを夢中になって調べ始めた。

その時間は、とても楽しかった。旅が始まる前の、あの独特の高揚感と期待感。
知らない世界へ向かう準備を重ねるほど、JMTが少しずつ自分に近づいてくるように感じていた。

Permit文化そのものへのコメント

アメリカのバックカントリーでは、場所にもよるが、国立公園のような管理が行き届いている場所では、**Wilderness Permit(ウィルダネス・パーミット)**という文化が深く根づいている。これは山の環境を守るための非常に合理的な仕組みだ。バックカントリーに入れる人数を制限し、登山者が一定以上の負荷を自然に与えないように管理することで、そのエリアを 長期的に健康に保つ という目的がある。

とくにジョン・ミューア・トレイルでは、年々益々人気トレイルとなって応募者が増えていることもあり、もしパーミット制度がなければ、おそらくトレイルは一瞬で荒れてしまうだろう。
大量の人が入れば水源も汚れ、植生も踏み荒らされ、野生動物とのトラブルも増える。

あらためて思うが、アメリカのウィルダネス管理は非常に合理的で、
自然保護の仕組みとしてよくできている。

そして、JMTのパーミットを手にした瞬間、
自分は“選ばれた21日間の入山者のひとり”になったのだ、
という実感がじわりと湧いてきた。


3. ルートプラン(全体像)

大まかなスケジュール(21日間)

パーミットは“入山日”を手に入れるまでが大変だが、一度取得してしまえば、Whitney 山のポータルまで何日かけて歩くかは比較的柔軟に設定できる。そのため、Walk-inでレンジャーオフィスを訪れた9月17日に、最終的に 21日間の行程 で歩くことに決めた。

ルートは、Yosemite の Happy Isles を出発し、ゴールを Whitney Portal に設定した、
もっとも人気のある SOBO(Southbound/南向き)コース だ。

補給ポイント(Resupply)

補給ポイントをどこに設定するかは、JMT計画の中でもとくに悩んだ部分だったが、JMTではパターンとして主に5か所で補給が可能となる。

ヨセミテからSOBOで行く場合は、Tuolumne meadow、Reads Meadow、Vermilion Valley Resort、Muir Trail Ranch、Independence市のポストオフィスのどれかとなるが、これらの何処かへ補給品を予め郵送して預かってもらうことになる。

考えたすえに、Reds Meadow と Muir Trail Ranch(MTR)で補給するにしたが、
問題は MTR のあとに一度 Independence まで出るかどうか だった。

JMTの分岐点から Kearsarge Pass を越えてOnion Valley のトレイルヘッドまで出るだけで 7マイル以上、そこから Independence の町までは さらに15マイルほど 離れている。もしトレイルヘッドでヒッチハイクが捕まらなかった場合、補給のためだけに3日近く費やす必要がある。
そう考えると、どうしても踏み切れなかった。

最終的に、補給はReds Meadow と MTR の2回だけにすることにした。その結果、MTRから Whitney 山までの 約10日分の食料を一気に背負う ことになり、これは正直かなりの重さだったので、Independenceまで出て補給しない限り、JMTの中で最大の難所はやはり MTR から Whitney までの長い無補給区間 になる。

避けて通れない「体力とメンタル」の計算

平均的なJMTハイカー(もちろん個人差はあるが)の縦走日数は、だいたい 17日〜21日 と言われている。考えて余裕を持たせることにして、スローペース気味に21日間の計画にした。1日あたりおよそ 10マイル前後 歩く計算になる。

途中、Vermilion Valley Resort(VVR)で1日まるまる休息日(ゼロデイ) を入れたが、それでも
最終的に21日で無事コンプリートできた。VVRは本当に素晴らしい場所で、スタッフもハイカーにとてもフレンドリーだった。SOBOで歩くなら、ぜひ立ち寄ることをおすすめしたい。

MTRを過ぎると、ルートは全体の 最後の3分の1 に入る。いわばラストスパートの区間だが、
この頃には疲労も溜まり、足腰に力が入りにくくなる。そんな状態で MTR からの補給を終えたとき、MTRにはハンギングスケールがあるので、補給後直後のザックを測ってみたら、48lb(約22kg) あり気が重くなった。あの重さは、今でもはっきり覚えている。


4. 装備計画(Gear Planning)

JMTでは途中補給ができるからとはいえ、最初のReds Meadowまで7日分程度、さらには最後の区間はホイットニー山まで10日分程度も食料を担ぐ計算となったので、ギアの軽量化を図らねばならないと思った。半分以上はそれまで使っていたギアで対処できたが、JMTをやるために購入したギアもいくつかあった。

バックパックとテントだけULで、あとは荷物多いので、とてもULハイカーとは言えない

バックパック

Hyperlight Mountain Gear SOUTHWEST 70

それまで、3日以上の縦走で使う大型ザックといえば、ミステリーランチの Glacier(70L) を使用していた。非常に丈夫で信頼できるザックだったが、本体重量だけで 約3kg もあった。
軽量化を考えるなら、まずここを見直すほうが良いかと思った。70リッタークラスで、軽量かつ丈夫なモデルをリサーチした結果、選んだのが Hyperlite Mountain Gear(HMG) Southwest 70 だった。2019年当時、すでにPCTやATのスルーハイカーにはよく知られたメーカーだったが、一般のバックパッカーの間でも人気が広がり始めていた頃だったと思う。ダイニーマ製パックへの興味もあり、思い切って購入した。

JMTの前にテストハイクで実際に背負ってみて、このバックパックは正真正銘の“ゲームチェンジャー”だと感じた。重量はわずか 2.5lb(約1.15kg)。手に取った瞬間、その軽さに驚愕した。
一方で、メーカー公称の耐荷重は 最大60lb(約27kg)。「こんなに軽いザックで本当に大丈夫なのか?」と最初は正直疑っていた。それまでの自分は、ミステリーランチ(旧デイナデザイン)やグレゴリーのような“丈夫で重いザックこそ荷物を支えられる”という価値観にどっぷり浸かっていたからだ。いわば、その古いバックパッキングの価値観から徐々に抜け出し、UL(ウルトラライト)系へシフトし始めた時期だった。

MT出発時の総重量は 35lb(約16kg) だったが、HMGのSouthwest 70は、それを難なく受け止めてくれた。むしろ、ミステリーランチのGlacierより 背負い心地が良かった。HMGが“ただの軽量パック”ではない理由は、フレームレスではなくアルミステーを内蔵していること、そして 太めでしっかりしたクッション入りのウエストベルト を備えていることにある。そのおかげで、一般的な大型ザックと同じようにしっかりと腰荷重で背負うことができた。軽いだけではなく、「重さを運ぶ」ことも妥協していない、絶妙なバランスのULパックだった。ダイニーマ製のマテリアルは手触りも非常に丈夫で質感は良く、ほとんど防水だという点も安心感があった。

このザックは70Lあるが、ベアカニスター( BearVault BV500)を横にした状態で中に入れることが可能だった。JMT中で出会ったPCTハイカー達の多くは、これより一回り小さい50~60Lクラスのザックでベアカニスターを外付けで運んでいたが、Southwest 55を使用していたハイカーも数人いた。

値段は当時で$380で高めだったが、グレゴリーやオスプレイの新品も定価であまり変わらなかったのを考えると、値段とクオリティはバランス悪くないのではと思った。ハイパーライトは翌年の2020年から生産がメキシコに変更されたが、このザックはメリーランド生産最後のモデルになり、2025年現在も現役で問題なく使用できている。

HMG Southwest 70

シェルター

Six Moon Designs Lunar Solo 

2014年ごろから Tarptent の Stratospire 1 というポールテントを使っていて、重量も約1000gと十分軽かった。しかし JMT の準備段階ではちょうど破損して修理に出していた。ほかにアライテントのエアライズ2 も持っていたが、こちらはさらに重く、JMTへ持っていく気にはなれなかった。

そこで、テントも今回のJMT用に新調することにした。軽量化のためにはポールテントが良いだろうと考え、ダイニーマ製のULテントもいろいろ調べたが、どれも非常に高価なので、購入には踏み切れなかった。そんな中で目に留まったのが、2019年に発売されたばかりで、Backpacker Magazine の Editors’ Choice を受賞していたSix Moon Designs の Lunar Solo だった。

発売当時の価格は $260。ダイニーマ製テントよりはずっと手頃な値段で、これなら試してみてもいいと思えた。生地はポリエステルながら、重量はわずか 約720g。ダイニーマ以外のテントとしては、当時ほぼ最軽量クラスだったと思う。このシングルウォールの非自立式ワンポールテントは、軽さ・設営のしやすさ・居住性のバランスが非常に良い。

  • 通気性が高く、夏場は特に快適
  • 屋根からフロアまで広範囲がメッシュで、前室を全開にすると視界が抜群
  • 設営はトレッキングポール1本とペグ6本で完了
  • 外観より居住空間が広く、ソロテントとしては驚くほど快適

JMTの3週間、毎日このテントで過ごしたが、軽量テントながら居住空間の広さは本当に気に入ったポイントだった。もちろん、完璧なテントではない。実際に使ってみて感じた弱点もある。

  1. 設営スペースを広く必要とする
    非自立式特有のレイアウトで、意外と広い平地が必要になる。
    JMTはキャンプ地を冷静に探せば余裕があるので困らなかったが、
    日本の山小屋テン場では苦労する場面が出るかもしれない。
  2. ペグが効かない地面に弱い
    ペグが刺さらない砂地・岩地だと設営に工夫が必要になり、失敗するとテンションがかからず、
    テントがだらんと緩んでしまい、居住性が一気に低下する
  3. シングルウォールゆえの“寒さ
    通気性能が高い反面、保温性は低い。
    肌寒い季節は、シュラフや着込みでしっかり調整する必要がある。

自分がJMTを歩いたのは9月後半〜10月というショルダーシーズンだったが、他の装備でカバーできたので問題なかった。現在では、このテントは主に夏の山行で使用している。

スリーピングバックとマット

Western Mountaineering AlpinLite 

2016年頃に将来JMTをやると想定して選び購入した。快適温度は20°Fで、850+ Power Goose Downだが、重量は僅か363gの高クオリティシュラフ。今の基準でみても十分軽いが、当時JMTへ持って行くものとして、軽くて十分暖かいものを選ばねばならなかったが、実際に良いチョイスだった。JMTは9月後半から既に寒かったので、このシュラフより薄いものを選ばないでよかったと思う。$700と高価だったが、今も現役メインのシュラフとして使用している。

https://www.westernmountaineering.com/

Thermarest NeoAir Xlite

エアマットの定番だが、2013年頃購入して、JMTにも持って行った。重さは1kgくらい。買った当時は軽いので感動した。R値は4.5だが、JMTではこれ一つだけで問題なく快適に寝れた。JMTのような長期縦走の場合、穴を開けたりとか壊すと面倒なので、クローズドセルを持って行こうか悩んだが、快適さを取ってエアマットにした。

防寒/雨具/ ウェア/Boots

JMTでの全行程で使用したウェアは以下の通り。

Patagonia Cloud Ridge jacket

シーズン真っ只中のシエラでは、ほとんどの山域と比べて天候が安定しており、晴れて乾燥した日が続く傾向がある。私が9月下旬にJMTをスルーハイクした際も、殆ど雨が降らなかった。
とはいえ、レインギアは安全装備として極めて重要である。低体温症を防ぐことは、山での安全を考えるうえで最優先事項のひとつである。JMTへ行く前に、ずっと使ってた古いパタゴニアのレインジャケットが壊れたので修理してくれと送ったら、なんと当時払った値段と同じクレジットをくれるというので、新しいジャケットを買うことができたが、選んだのはCloud Ridgeジャケットだった。可能な限りミニマルに行きたい場合は、今もまだあるが、Outdoor Research Helium II(メンズ / レディース)もスルーハイカー定番で良い選択肢かと思う。

Western Mountaineering Hooded Flash jacket

軽量なレインシェルに暖かい化繊ジャケット(パフィー)を組み合わせることで夜間の寒さを凌ぐことができるが、野営の際に使用した。850+ Fillグースのダウンジャケット。10.25ozと軽量で高クオリティだが$460と高い。

Patagonia R1 Air Hoodie

軽量なフリースは、寒くて雨の多い行程では、濡れても保温性をある程度維持してくれるため、化繊ジャケット(パフィー)やレインシェルの下に着込むことで重宝する。夏のJMTバックパッキングでは、おそらくフリースジャケットを持っていくことは必要ない。しかし、気温が下がりやすく天候が不安定になりがちなショルダーシーズンの山行なら、間違いなく持っていくべきである。実際に9月後半からのJMTで、このフリースジャケットは行動着として重宝した。

その他のウェア類のリストは以下の通り

Rain pants – REI eVENT rain pants

Hiking pants – REI softshell convertible pants

Hiking shirts x 2 – Patagonia Capilene long-sleeve

Camp shirts – Arcteryx ss crew long-sleeve

Long john bottoms – Patagonia Capilene Thermal

Underwear x 2 – Patagonia Essential boxer

Hiking sox x2- Smart wool

Camp sox - REI

Surf pant (MTRの温泉で使用)

Buff

Sun hat - Outdoor Research Sun Runner Cap

Beanie hat

Gloves / mittens

Scarpa Zodiac Plus GTX – ミッドサイズのバックパッキングブーツ。JMT21日間中ブリスターは一切なかったくらい自分の足に合っていた。

Crocs sandal – キャンプシューズ。川の渡渉用にも一回だけ使った。

食料とベアキャニスター

食料の類はどれくらい持って行くか慎重に考えた。多すぎれば重くなり、少なすぎると飢えるであろうと想像した。補給回数は2回と決めて、Reds MeadowとMuir Trail Ranchへ補給品を郵送した。指示通りに、バケツに入れて食料を郵送したが、山小屋の倉庫で保管なので、ダンボールだと小動物に食い破られるからが理由というのには納得した。

最初はREIなどで売っているフリーズドライフードを主食にするつもりだったが、高価になるので、Thuru-hikerのYoutube番組が紹介していた安いオプションを利用した。

使用した食料品の種類

フリーズドライフード(Knoss)

ツナ(StarKist Tuna Creations )

ビーフジャーキー

エナジーバー (Kind bars / Luna bars/Cliff bars/Pro bars)

BearVault BV500 カニスター。自分の食料は詰め込んだら7日分入った。
安価で通常はアメリカのスーパーなら何処にでも売っている。色々なフレバーが選べる。
食料はこうしてバケツに入れて送った

Cooking gear

食事は、フリーズドライフード中心なので、お湯が沸かせれば良かった。Jetboilを持って行こうかと思ったが、以下のセットでさらに軽量コンパクト化を図った。

SOTO Windmaster - 軽量コンパクトで、名前のとおり風に強い。寒い場所でも安定した火力。

Snow Peak Trek 700 pot - チタン製の小さめのポット。これでコップと併用した。


その他持って行ったギア

サミットサック

トレッキングポール

Suunto Core 腕時計

サングラス

エアピロウ

YOGA用グランドシート

スコップ

トイレットペーパー

Bidetボトル

ヘッドライト(メイン)

ヘッドライト(サブ)

予備電池

Cnock バック

スマートフォン

コンパス

紙地図

眼鏡とケース

歯ブラシ

ウエットティッシュ

ペン

メモ帳

ギアファーストエイドバック

ライター

ファイアスターター

マルチツール

カメラ SONY NEX7

予備バッテリー x2

ゴリラポッド三脚

カメラ用防水バック

カメラ用フロントバック

バッテリーバンク 10000mAh x1

ファーストエイドセット

日焼けクリーム x1

水ボトル(ハード)x1

水ボトル(ソフト)x1

Hydroblue 浄水器 フィルター

浄水器。Sawyerに似ているがもっと安い。飲料水はこれで全て確保した。

ソーラーチャージャー 

sCharger-5 Solar Charger
ソーラーチャージャーはバックパックの上に固定して、日中の移動中にバッテリーバンクをチャージした。

GPSアプリは、Guthook’s John Muir Trail Guide というのを使用した。

現在は使用されていないようです。

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