Day 1:本来のパーミット日より4日早く、JMTが始まってしまった日
(Happy Isles → Clouds Rest Junction 付近キャンプ)
本来の入山日より4日早く、私は試しにHappy Islesへ行ってみた。
友人から「朝イチでレンジャーオフィスへ並べば、必ずキャンセルが出る。Walk-in permitは取れる」と聞いていたからだ。
結果は、拍子抜けするほどあっさりだった。
朝一番にパーミットオフィスへ行くと、その日の出発で許可が取れた。頭の中にあった不安や杞憂が、一気に吹き飛んだ。最早、迷う理由がない。覚悟を決めて出発するだけだった。
朝飯をだらだら食べて、ストアで付け足す食料の買い物もして、LAから送ってくれた友人に激励されたあと別れた。結局、トレイルヘッドを踏んだのは11時半ごろ。
「いよいよ始まる」という高揚と、「本当に今日からなのか」という現実感の薄さが、妙に同居していた。

10年ぶりのMist Trail——それでも観光客だらけ
歩き出してすぐ、10年ぶりのMist Trail。
ピークシーズンは過ぎているはずなのに観光客で混雑していて、正直ちょっとだけうんざりした。
でもここは、JMTの入口。ここさえ抜ければ空気が変わる。そう思いながら、ひたすら上へ上へと登った。

きつさの正体は「登り」だけじゃない。荷が重い。
この日の道は基本ずっと登りだった。きつい。
距離はだいたい7マイル近く、獲得標高は約3000ft。数字以上にしんどかった理由は、斜度だけじゃない。
- ベースウェイト:28lb
- 食料(7日分):約10lb
- 合計:40lb超
今年、スノーキャンプ以外では一番の重量だった。Mist Trailの登りでそれを容赦なく思い知らされた。
そして早くも、頭をよぎる問いがある。
「この重さで、MTRの後に11日無補給予定の区間……本当に大丈夫だろうか?」

Clouds Rest Junction付近で、ようやく“今日の終点”
夕方、Clouds Rest Junctionを過ぎたあたりでようやくキャンプ可能なゾーンに入った。
すぐに良い場所が見つかり、18時ごろテントを設営。今日のうちに“拠点”ができたことで、ようやく気持ちが落ち着いた。
こうして、予定よりずっと早いタイミングで、僕のJMTは始まってしまった。
まだ体も頭も追いついていない。けれど、もう後戻りはできない。
明日からは言い訳なしの「歩く日々」が続いていく。

Day 1 データ(ログ)
- ルート:Happy Isles → Clouds Rest Junction 付近キャンプゾーン
- 出発:11:30ごろ
- 設営:18:00ごろ
- 距離:6.5〜7 miles(メモに揺れあり)
- 獲得標高:+3000 ft 前後
- パーミット:Walk-in permit(当日出発で取得)
- 荷物重量:ベース28lb / 食料7日分+約10lb / 合計40lb超


コメント