JMT Day 10: A Stay at VVR — Physical Rest and the Shadows of the Mind

JMT 2019

Distance: 2 miles (approx. 3.2 km) + Ferry Ride

今日は予定を変更し、VVR(ヴァーミリオ・バレー・リゾート)に滞在することに決めた 。 Lake Edisonのフェリー乗り場へ向かうと、昨日も一緒だったソマンとラム親子がいた 。午前9時半、私たちはフェリーに乗り込み、湖の南側にあるリゾートを目指した 。徒歩なら7マイルかかる道のりだが、今日はこのフェリーに身を任せることにした 。

到着したVVRは、レッズ・メドウと同じようにハイカーが必要とするものが最小限揃った心地よいマウンテンリゾートだった 。ストアでヘッドライト用の電池と燃料キャニスターを補充し、すぐ隣にあるハイカー用テントサイトに我が家を設営した 。

ここでは、トレイル生活で溜まった汚れを落とすことができた 。有料のシャワーを浴び、そのついでに簡単な洗濯を済ませた 。 さらに、少し時間をとってヨガをしたところ、驚くほど身体が回復していくのがわかった 。冷えたビールを喉に流し込み、久しぶりに訪れた「文明の恩恵」を存分に味わう、リラックスした時間が流れた 。

しかし、身体が休まる一方で、昨日から心にどこか「落ち込み」を感じている自分に気づいていた 。JMTの中盤ではメンタルが不安定になるハイカーが多いと聞いていたが、今まさにその渦中にいるのかもしれないと思った 。

ただ、私の場合は単なる疲れではない。山を歩くこと自体はまだ楽しいし、体力も残っている 。それなのに、ふとした瞬間に自分の人生の問題や、心の奥底に眠っていたコンプレックスが、澱(おり)のように吹き出してきたのだった 。

周囲には他のハイカーたちもいるが、今はどうしても話す気になれなかった 。 幸せそうに旅をするPCTハイカーのカップルがいる一方で、以前見かけたソロのハイカーの中には、どこか人見知りで、何か問題を抱えて歩いているように見える人もいた 。トレイルには、本当に多様な人生が交差していると思った 。

私は、自然の中にいるときが最も心が落ち着く 。それは紛れもない事実だ。 けれど、それだけでいいのだろうか。

「山に籠りっぱなしでは、ただの世捨て人になってしまう」

友達も恋人も欲しいし、もっと人付き合いにも慣れたい 。心のバランスを保ちたいと願う一方で、いつものコンプレックスが顔を出して私を足止めするのだった 。 今の自分にとって、このトレイルは単なる景勝地の連続ではなく、自分自身の生き方と向き合うための鏡のようになっていると感じた。

今日はこのまま、静かに自分を見つめ直す夜にしようと決めた 。

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